電子機械
シーケンスとは、いくつかの現象が続いて起こることや、法則に従って現象が起こる順序のことで、機器の動作や機能を中心に展開して表した回路図をシーケンス図(展開接続図)という。
基本的な論理回路には、AND回路·OR回路·NOT回路があり、次のようなシーケンス図で表される。
AND回路は、複数の接点が直列に接続され、同時にオンの状態で通電する。主に工作機械などの安全装置で使用される。
OR回路は、複数の接点が並列に接続され、その内一つ以上の信号を得たときに通電する。回路を動作させるためのスタート条件が複数ある場合などに使われる。
NOT回路は、接点Rで「b接点」が用いられており、接点1がオフのとき接点Rはオンに、接点1がオンのとき接点Rはオフになる。センサから送られてくる信号の論理が違う場合の補正などに使われる。
機械科2·3年では、このようなシーケンス図を用いて実際に回路を接続するなどの実習があります。
シーケンスとは言うものの、これも論理回路(デジタル回路)だね。
どの学科もでデジタル回路は必須だね。