情報技術科 No.35 松下耀一郎
①研究の背景
母が父や妹に洗面台の電気のつけっぱなしにいつも怒っていました。
それを少しでも減らせれば良いと思ったので、電気がつけっぱなしのときに
自動で家族に知らせることができれば良いと思いました。
②仮説とねらい
電気のつけっぱなしを減らす。
電気をつけたら消すという習慣をつける。
③研究内容
電気がついているかつ、人が誰もいない時に動作をする
つけっぱなし防止装置を作る。
そのため、以下のことが必要と考えた。
・人を検知する。 → 赤外線センサー
・電気がついているかを検知する。 → 照度センサー
・人に知らせる。
3つめの「人に知らせる」だが、ブザーで知らせようとしましたが、
電気がつけっぱなしになっているということは、そこでの作業を終え、
別の場所へ移動しているということなので、大きな音を出す必要があります。
そんなことをしたら近所迷惑になるかもしれません。
なので「LINE」の通知で知らせることにしました。
LINEであればいつでも、どこでも確認ができ、音も通知音なので
それほど大きな音でもなく良いと思いました。
LINEを送ることはLINE Notifyというサービスで簡単に送ることが出来る。
④技術的知識
ラズベリーパイと上記のセンサーをベースにPythonでプログラムを書き、
つけっぱなし防止装置を作る。
使用するもの
・Raspberry Pi
・Python3
・照度センサー
・赤外線センサー
・LINE Notify
⑤取り組んだ内容
・照度センサーで電気がついているかを判別するプログラムを作る。
・赤外線センサーで人がいないことを判別し、その状態がある程度続くと
LINEに通知を送るプログラムを作る。
・それらを組み合わせつけっぱなし防止装置を完成させる。
⑥結果
プログラムは完成し、人がいないときかつ電気がついているときにLINEを送る
装置が完成した。
実際にLINEが送られたトーク
⑦感想+考察
感想
・Pythonについてより理解することができた。
・精密なセンサーを使うことの大切さを学ぶことができた。
しかし、センサーが固定されずまた、ラズベリーパイ本体もむき出しに
なっています。
なので装置のカバーをつくればよかったと思います。
考察
作業をしている中で赤外線センサーが人がいないのに反応してしまうことが
あった。その原因についてセンサーの不良を考えた。
使用した赤外線センサーは3個セットだったがそのうちのひとつが
誤反応を示した。なので、センサー自体の不良を考えた。
しかし、センサーを調べていくと検知時間の調節と感度調節ができることが
分かった。そして感度を調節していくと、誤反応を起こす回数が
減っていきました。
なので、感度の問題だということがわかりました。