デザインと数学的な美

 身の回りにある様々なもののデザインには、数学的に美しいとされる比率は数列が用いられている。

○貴金属比

 貴金属比とは人間が見て美しさや安定感を感じる比率のことを言う。

 ①黄金比

  黄金比=1:(1+√5)/2=1:1.618…≒1:1.618

  <身の回りで黄金比が用いられている実例>

   ・名刺

   ・キャッシュカード、クレジットカード

   ・トランプ

 ②白銀比

  白銀比=1:√2=1:1.4142…≒1:1.414

  <身の回りで白銀比が用いられている実例>

   ・A版やB版の紙のサイズ

   ・「ドラえもん」や「アンパンマン」などのキャラクター

   ・東京スカイツリー

○フィボナッチ数列

 フィボナッチ数列とは、「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144…」のように、どの数字も前2つの数字を足した数字という規則の数列のことを言う。

  <身の回りでフィボナッチ数列が用いられている実例>

   ・「アップル社」のロゴマーク

   ・花びらの枚数