C3 08 齋藤 優安
35 山田 裕斗
02 内田 裕己
①研究の背景
広く用いられているメッキ技術の効果を限定的でも実験を通して地震で確かめたい、今回は耐食性に着眼点を置いてメッキ技術の有用性を調べたい。
②仮説とねらい
電機分野の知識を用いて電気メッキを行う。
スズ、ニッケル、亜鉛の金属を資料の鉄板に行い、どの程度の耐食性が期待できるかをテストする。
③研究
ニッケルメッキ(普通浴)
メッキ液組成 硫酸ニッケル約150g/l 塩化アンモニウム約15g/l 硫酸15g/l
電流0.7A 30分間
結果 質量31.650g→31.401g 厚さ0.5105mm→0.5141mm (マイクロメーターより)
亜鉛メッキ(ジンケート浴)
メッキ液組成 酸化亜鉛12.5g/l 水酸化ナトリウム90g/l
電流 0.7A 30分
結果 質量31.122g→31.155g 厚さ0.595mm→0.599mm (マイクロメーターより)
スズメッキ 未定
④技術知識
電気メッキ作成のための回路制作技術
電気メッキの調整(主に電圧や電流)
クロメート処理について(メッキにある程度の色付けをするため)
⑤これからの取組
③で示した研究内容から発展して更なる試験(塩水噴霧以外での独自調査なども含む)を通して電気メッキ全体に対する理解を深めたり、クロメート処理にどこまでの効果があるのかを研究したりする。
⑥まとめ
メッキ液の組成は石田産業株式会社のものを参考にした。
ニッケルメッキ後の質量の減少の原因は不明だがメッキ浴に不備がある可能性が高い。
一度0.9Aの電流で行ったが、鉄板に焦げが発生した。よって今実験では0.7Aでの試験を行っている。