C3 10 笹原拓真
07 齊藤瑞稀
09 酒井建夢
①研究の背景
ハムやソーセージなどの加工食品には、少なからず食品添加物が含まれている。その中でも発色剤(亜硝酸ナトリウム)に注目してみる。これは食品の見た目をよくするためのものだが、摂取し過ぎるとガンになる恐れがある。
②仮説とねらい
化学的な物質は、水によく溶け出すから、水に通すことで抽出することができるのではないか。
③研究内容
食品添加物を効率よく取り除く方法を探し、どれだけ取れたのかを数値として得ることで、一般家庭でも取り除けることを証明する。
④技術的知識
・比色定量 ・吸光分析 ・水の性質 など。
⑤これからの取組
標準溶液を作成し、濃度を測定するための基準を設けたので、実際にハムを用いて測定を行い、ハム1枚中の亜硝酸の全量を求める。その後、水やお湯を用いたり、ハムを切断するなどして、最も亜硝酸を取り除ける方法を見つける。
⑥まとめ
予備実験より、ハム1枚に含まれている亜硝酸は、約1ppmと予想される。これはとても小さな値になるが、食べ続けることで確かに体内に蓄積されていく。そこで、これらの操作を行うことで、この値を半分以下に抑えることができる。その結果、体に蓄積する亜硝酸の量を緩やかにできると考察する。