デザイン科 No.28 松村 凜
①研究の背景
障害について調べていた時に「人が得る情報の8~9割は視覚に由来する。」という文を見て、視覚を失うことに恐怖を感じため生活がよりよくなるものを作りたいと思った。
②仮説とねらい
人が生きていくためには必ず「食」はなくてはならないもので、幼いころから食事の仕方などを覚えるときに役立つのはままごとセットではないかと考えた。
また、ままごとは一人でも複数人でも遊べるため食事だけではなくコミュニケーションをとることもできるため、様々なことを学べると思った。
③研究内容
視覚障がい児は視覚が不自由なため他の感覚で情報を得ている。
ままごとをするのは3~5歳児、
安全面を考慮し、木を加工し塗料も舐めても安全なものにする。
聴覚、触覚などの感覚を使って楽しめるようにするため、音をつけ、肌触りを良くし遊びから片付けまでできるようにする。
④技術的知識
ままごとセットの内容
食器、カトラリー、調理器具、食材、箱
全て木で箱と一部の調理器具以外は厚さ4mmのシナ合板を糸鋸で大まかな形にし、重ね合わせて削っている。接着は木工用ボンドで塗料は柿渋とみつろうクリームの予定。
⑤これからの取組
・食器、カトラリー、調理器具、食材
接着と音を出す仕組みをつける、木を削り形を整える、塗料を塗る。
・箱
製図、木選び、加工、塗料を塗る。
⑥まとめ
障害の壁を越えて多くの幼児たちが使え、食事やコミュニケーション等を学べるものになればよい感じた。