運動不足解消ソフト

情報技術科 No.28 西村だいち

①研究の背景

今回のコロナウイルスでの自粛中などの主に自宅で過ごす時間が増える時に運動不足になる可能性が高いので運動不足防止を助ける必要があると思った。

②仮説とねらい

スマホを体に装着する形にしてスマホのモーションセンサを使えばスマホの姿勢で使用者の運動中の姿勢を把握できて正しく運動ができると思う

③研究内容

スマホのモーションセンサの値を取得する。モーションセンサの値を取得出来たら体に固定して体の姿勢を把握できるようにして値によって正しくできているか判定する。運動の回数とそれに伴う消費したエネルギーをグラフにする。

④技術的知識

JavaScript,htmlを用いてアプリを作成する。

加速度センサの値をスマホから得る。

開発環境はmonacaを用いる。

⑤取組んだ内容

monacaを使い主に3つの機能を持つ筋トレ(運動不足)補助アプリを作った。

機能1加速度による筋トレ回数の判定

  スマホにある加速度センサーを使い、スマホの傾きで筋トレの回数を判定。

  どれくらいの傾きで一回を判定するかは個人の設定で決める。

例 腕立て スマホは足の側面に付けている 

この二つの姿勢の時のスマホの傾きを記憶しておき、腕立てを一回する度に今の傾きと記憶しておいた傾きが同じかどうかを判定して腕立ての回数をカウントする。

機能2消費カロリーのグラフ化

  その日にアプリを使って消費したカロリーを五日間分グラフに出す。

  消費したカロリーの記憶には、ローカルストレージという領域の中にデータ

  を入れておくことで記憶する。

機能3各筋トレ回数の表示

  上記のローカルストレージを用いて筋トレの回数を記憶しておくことで

  その日に行った腕立てや腹筋などの各種筋トレの回数を表示する。

  

⑥結果

結果としては上で挙げた3つの機能をスマホアプリに実装することができたが、機能①の加速度センサで筋トレの回数を判定する機能では、判定が厳しく一回と判定されない場合があった。

また、開発環境を途中から変更したので、最初からこの開発環境にしていればもっと使いやすい機能なども追加できたかもしれない。

⑦感想・考察

課題研究を一年やっていく中で、自分一人の力で何かを完成させるという経験を得れたのでとても良い経験になったと思う。

発表の中で先生から機能の助言を頂いたので、その助言を基により使いやすいアプリにしていきたい。

課題研究の中でライブラリやハードウェア機能を用いたアプリ制作の基礎を学べたので、卒業後もこの知識を活かして仕事に励みたい。

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