C325牧田惇暉
C332森島維斗
C338和田幹汰
①研究の背景
現在日本はエネルギー資源をほとんど輸入に頼っているので、日本の海底に大量に眠っているエネルギー資源であるメタンハイドレートを上手く活用することが出来れば現代社会のエネルギー問題について何か解決策になるのではないかと考えた。メタンハイドレートの活用方法を見つけるために、まずメタンハイドレートについて理解し、擬似的なメタンハイドレートを作ることとした。
②仮説とねらい
今まで学んできた技術を…液体窒素の使用、可燃性ガスの使用
もし、メタン以外の可燃性ガスを溶解させ、凍らせたとしたら、擬似的なメタンハイドレートが出来るのではないか。
③研究内容
ブタンガスとプロパンガスを純水に溶かして液体窒素を用いて凍らせた。ガスを噴射する秒数を変えて、複数のサンプルを作った。そのサンプルにそれぞれマッチの火を近づけどのくらい燃えるか、燃えた時間を測った。ブタンを溶かしたサンプルは燃えたが、ブタンガスが水に溶けている訳ではなく、ただブタンが凍ったものが燃えただけであり、短い秒数しか燃えず、思ったような結果には至らなかった。プロパンに関しては複数のサンプル全て1秒たりとも燃えることは無かった。
④技術的知識
状態変化、溶解度、可燃性ガスの沸点融点
⑤これからの取組
メタン以外での可燃性ガスを使用した擬似的なメタンハイドレートの生成は難しいことが判明したため、実際にメタンガスを使用して擬似的ではないメタンハイドレートを作ることにした。そのためにまずは酢酸ナトリウムとソーダ石灰を反応させ、メタンガスを作ることにした。
⑥まとめ
ブタンガスや、プロパンガスを使用した擬似的なメタンハイドレートを作ることは難しいことが分かった。
まず、メタンガスを生成するところから始め、メタンハイドレートを再現する。
まだ、世間一般で浸透していないメタンハイドレートの有能さを広める。