情報技術科 No.19 鈴木魁晟
①研究の背景
世の中には、アプリケーション形式で、1部機能が有料な音声ファイル編集ソフトが多いが、無料でwebサイト形式で使うことができるものは少ないため、作成してみようと考えた。
②仮説とねらい
物理や電気基礎で音階、音の大きさなどによって波形に違いがあることを学んだので、画像処理と同じようにファイルを書き換えれば音声処理もできると考えた。
③研究内容
webサイト形式の音声ファイル編集ソフトを作成することを通じて音声ファイルの構造や、ファイルの操作について研究する。
④技術的知識
JavaScriptによるファイルの操作、波形表示の処理、エフェクトの操作バーの処理
JavaScriptのWebAudioAPIによる、音声ファイルの情報所得、情報の数値化
⑤取り組んだ内容
当初はJavaによるアプリケーション形式で実装しようと考えていたが、それに伴う総合開発環境Intelji ideaの構築に困難し、断念。
JavaScriptによるwebサイト形式であれば本校のalumniサーバにソースファイルをアップロードすれば簡単にできる上にwebAudioAPIという音声ファイルを操作する上で便利なAPIが使えることもわかったので、切り替えた。
- ファイルのアップロード
- 波形表示
- 音量調節、PAN
- イコライザー
- コンプレッサー
⑥結果
目的としていた機能は完成できた。だが、cssなどデザインに力をいれることはできなかった。
⑦感想・考察
このウェブサイトを作ることによって、javascriptの理解とファイルの操作、音声ファイルの構造について理解することができた。もう少し時間を大切にして活動していればデザインなどにも力をいれることができたのではないかなと思っている。科のプレゼンでファイルのエクスポートの必要性など、実用するには足りない機能が多いことに気が付けた。一人で考えるだけでなく、他人の意見で気が付くことも多いので人との意見交換の時間は物を作り上げるうえでとても大切だなと思った。